「ビンラディン殺害」の元隊員、トランプ氏の軍事パレード案批判

2018.02.10 Sat posted at 14:07 JST

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(CNN) トランプ米大統領が首都ワシントンのペンシルベニア通りでの軍事パレード実施に意欲を示していることについて、国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者を射殺したと自認する元海軍特殊部隊員のロバート・オニール氏は10日までに、軍事パレードは「第三世界」のものだなどと批判した。

オニール氏はツイッターで軍事パレードに触れ、「我々が行うのは準備、抑止、戦闘だ。この話はやめよう」と述べた。

オニール氏は2011年、オバマ前大統領が命じたビンラディン容疑者の殺害作戦に加わった。トランプ氏が好む米フォックステレビの番組のゲスト司会者も務めており、昨年にはホワイトハウスでトランプ氏と食事を共にした。

米国内での軍事パレードをめぐっては6日、トランプ氏が国防総省に対し、フランス革命記念日の祝賀行事に匹敵するようなパレードを実施するよう要請したとの報道が浮上していた。マティス国防長官は7日、軍事パレードに向けた選択肢を準備していると説明。こうした選択肢をホワイトハウスに示して決定を仰ぐ考えを明らかにした。

トランプ氏による軍事パレードの提案に関しては、オニール氏のほかにも元軍幹部や議員から懸念や批判の声が続出している。多額の費用がかかるとの懸念に加え、北朝鮮やロシアなどの権威主義的な政権による軍事力誇示を想起させると主張も出ている。

米国で前回大規模な軍事パレードが実施されたのは1991年。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の政権下で、湾岸戦争の勝利を祝うパレードが行われた。

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