トランプ氏、予算法案に署名 政府閉鎖は短時間で解消

2018.02.10 Sat posted at 11:44 JST

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(CNN) トランプ米大統領は9日早朝、今後2年間の歳出上限引き上げなどを盛り込んだ予算法案に署名し、成立させた。議会上下両院はこの数時間前に法案を可決していた。上院では前日に共和党議員が採決を妨害し、夜間の政府機関閉鎖につながったが、閉鎖は短時間で解消された。

下院は240対186の賛成多数で法案を可決した。下院では共和党が主導権を握っているが、法案通過に向けて民主党議員の協力が必要となり、民主党から73人が賛成に回った。共和党議員の67人は反対票を投じた。

同法案をめぐっては、議会で数カ月にわたり交渉が進められていた。歳出上限の引き上げのほか、災害支援費の確保や来月にも達すると見込まれていた債務上限の引き上げも盛り込まれている。

上院は9日未明に法案を可決した。上院では8日、共和党のランド・ポール上院議員が法案に反対し採決を阻止。これを受け、政府機関は夜間に短時間閉鎖していた。

政府機関閉鎖はこの1カ月足らずで2度目。数週間前には、民主党議員やポール氏を含む一部の共和党議員がつなぎ予算案への支持を拒み、週末に政府機関が一部閉鎖する事態を招いていた。

法案には国防総省に充てる予算を1650億ドル(約18兆円)積み増す内容も盛り込まれている。トランプ氏は法案について、米軍にとっての「大きな勝利」だと評価する一方、民主党の票を集めるため共和党議員が「歳出増大を余儀なくされた」とも言及した。

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