科学者が米環境保護庁を提訴、諮問委員の就任条件めぐり

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科学者らが環境庁長官を相手取り訴訟を起こした

科学者らが環境庁長官を相手取り訴訟を起こした

ワシントン(CNN) 米環境保護庁(EPA)が諮問委員会のメンバーについて、連邦政府から研究助成金を受けている科学者の就任を認めないと発表したことに対し、科学者らが違法な圧力だとする訴えを起こしている。

EPAは諮問委員の独立性を確保するためとして、昨年10月にこの命令を発表していた。

これに対し、民主主義の擁護を掲げる非営利組織(NPO)「プロテクト・デモクラシー」と科学者団体の「憂慮する科学者同盟(UCS)」が23日、EPAのプルイット長官を相手取って訴訟を起こした。

原告は、EPAによる科学者の排除に法的根拠はないなどと主張している。UCSの司法アナリストは記者発表で「これは権力の乱用であり、EPAと連邦政府の科学的な公正さを公然と否定する命令だ」「公共への奉仕を望むNPOや学術界の専門家を標的に、公務か研究かの選択を迫っている」と批判した。

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