フリン前米大統領補佐官を虚偽供述で訴追 有罪認める

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ロシア疑惑の捜査チームを率いるマラー特別検察官

ロシア疑惑の捜査チームを率いるマラー特別検察官

また、イスラエルの入植政策に関する国連安保理決議に関しても、フリン氏は捜査官に対してロシア大使に投票の延期を要請したことはないと虚偽の供述をしていたという。同月22日には政権移行チームの最上級の幹部からフリン氏に指示があり、情報筋によるとその幹部はクシュナー氏だという。

ロシア政府とトランプ陣営メンバーの間での結託の可能性などをめぐるマラー氏主導の捜査の一環で訴追された選挙陣営関係者はフリン氏で4人目。

10月には、トランプ陣営の元選対本部長であるポール・マナフォート被告や、その側近のリック・ゲイツ被告が起訴されていた。両者は無罪を主張している。またトランプ陣営の元外交顧問、ジョージ・パパドポロス被告は、ロシア政府とつながりがある当局者との接触をめぐりFBIに偽証したことに関して有罪を認めていた。

一方、ホワイトハウス関係者の一人は「ホワイトハウス内の人々はとてもハッピーだ」と語り、トランプ大統領まで捜査が及ぶことはないとの見方を示した。訴追を受けたのは虚偽証言であり、選挙期間中の不適切な行為ではないとして、「何もなかったことがさらに示されることになった」「ホワイトハウスの勝利だ」とも語った。

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