トランプ氏、先住民を称える行事で「ポカホンタス」に言及

先住民を称える行事で「ポカホンタス」

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は27日、第2次世界大戦で暗号通信兵となった先住民の貢献を称える行事で、これまで侮辱的な使い方を繰り返してきた先住民女性の名前「ポカホンタス」を口にして物議を醸している。トランプ氏がかねて批判してきた民主党のウォーレン上院議員を指す発言とみられる。

米軍は第2次世界大戦で、先住民の特定の部族だけが話す言葉を暗号として使い、部族出身者を通信兵として採用していた。この日は先住民ナバホ族の元通信兵らをホワイトハウスに招いた行事が行われ、トランプ氏が直接声を掛けた。

トランプ氏は出席者の男性らを「特別な人々」と呼んで感謝の意を表し、「皆さんは私たちのだれよりもずっと前からここにいた」と語り掛けた。続いて「議会にはもっと前からここにいた議員がいる。その名はポカホンタス」と述べた。

トランプ氏がかねて批判してきた民主党のウォーレン上院議員を指した発言とみられる。ウォーレン氏は先祖に先住民がいたと主張し、その真偽が議論の的となった。

トランプ氏は昨年の選挙期間中から同氏を「ポカホンタス」と呼び、うそつきだと攻撃してきた。

これに対して先住民団体などは、祖先にあたる歴史上の人物の名前を侮辱的な意図で使うことは先住民とその文化を侮辱することになると主張していた。

ウォーレン氏はトランプ氏の発言に対し、「米大統領が英雄を称える行事すら人種差別発言を口にせずにはやり遂げられないとは、実に残念なこと」と反撃した。

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