抽選制の永住ビザ発給制度、トランプ大統領が廃止を要求

2017.11.02 Thu posted at 12:26 JST

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ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は1日の閣議で、米国への移民が少ない国を対象に、抽選で約5万人に永住ビザを発給する制度を廃止する意向を表明した。トランプ大統領はまた、現在の司法制度について、「冗談のお笑い種だ」と否定的な見方を示した。

トランプ大統領はこの制度について、「議会に対し、多様性抽選の制度廃止に向けた作業を直ちに開始するよう求める。聞こえはいいが、これは良くない。我々はずっと反対してきた」と強調。「できる限り早期に連鎖移民をなくし、能力に応じた制度へ移行しなければならない」と語った。

ニューヨークでは10月31日に、男がトラックを暴走させて8人を殺害する事件が発生。トランプ大統領は容疑者の男について、これまでに入った情報として「一緒にやって来た、あるいはやって来る可能性のあった23人との接点だった。それは容認できない」と強調した。

トランプ大統領はこれに先立つツイッターへの投稿で、抽選制の多様化ビザ制度創設にかかわったニューヨーク州選出の民主党議員を批判。「あのテロリストは、いわゆる『多様化ビザ抽選制度』を通じて我が国にやって来た」と述べていた。

容疑者の男については、記者団の前で「アニマル」と形容。米国はテロ容疑者に対してもっと厳しくなるべきだと主張し、「現状は冗談のお笑い種だ。このようなことがたくさん起きるのも無理はない」と訴えた。

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