オバマケア代替案、上院で審議入りも本会議で否決

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オバマケア代替法案が上院で審議入り

オバマケア代替法案が上院で審議入り

ワシントン(CNN) 米上院は25日、医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の審議入りをめぐって採決を行い、賛成51、反対50の僅差でこれを可決した。ただ共和党の提示する代替案そのものについては、最初の法案の採決が数時間後の本会議で行われ賛成43、反対57で否決された。

この日は脳腫瘍(しゅよう)と診断され手術を受けていた共和党の重鎮ジョン・マケイン議員が静養先のアリゾナ州から復帰。審議入りをめぐる採決に参加し、同僚議員から喝さいを浴びる一幕があった。

採決は賛成50、反対50と可否同数となったが、上院議長を務めるペンス副大統領が賛成票を投じて可決とした。

オバマケアの撤廃を目指すトランプ大統領はホワイトハウスで会見し、上院での審議入りが認められたことを歓迎したうえで、「つらい移動を経て」採決に加わったマケイン氏に感謝の言葉を述べた。

上院では今週にかけてオバマケアの撤廃あるいは置き換えに関する複数の法案に対して採決が行われる見通し。25日夜に採決が行われた法案は、調整を進めた共和党から造反が出て、可決に必要な60票を確保できなかった。

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