歩行者の死亡事故が最悪の増加率、スマホ原因か 米

ワシントン(CNNMoney) 2016年に米国内で起きた歩行者の死亡事故を前年と比べた増加率が、40年前に統計を取り始めて以来、最悪になったことが3日までに分かった。州知事高速道路安全協会(GHSA)が推計を発表した。

報告書をまとめたリチャード・レッティング氏はこの推計について、「前例のない事態であり、非常にショックを受けている」と述べ、これほどの記録的な増加が続いたことはなかったと指摘した。

GHSAの推計によると、2016に死亡した歩行者は全米で6000人に上り、過去20数年ぶりの多さだった。歩行者の死亡事故は2010年以来、交通事故全般の死者の4倍の率で増え続けている。

原因としては複数の要因が考えられるが、その中で唯一、事情が激変したのがスマートフォン利用者の激増だ。業界団体によると、無線通信量は2014~15年にかけて2倍以上に増えた。

運転中や歩行中にスマートフォンに気を取られれば、周囲の状況に対する注意が散漫になり、危険を招きかねない。

歩行者の死亡事故の大半は、夜間、車道で発生している。交差点で死亡した歩行者は5人中1人にとどまった。

GHSAの報告書は、全米50州とコロンビア特別区で2016年上半期に起きた事故の統計をもとにまとめられた。

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