共和党候補の人柄に軍配 副大統領候補討論会、5つのポイント

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副大統領候補討論会を90秒で振り返る

バージニア州ファームビル(CNN) 米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が4日、バージニア州で開催され、民主党のティム・ケーン上院議員と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事が舌戦を繰り広げた。

ペンス氏は、大統領候補ドナルド・トランプ氏の過激な言動が目立つ共和党の選挙戦に、落ち着きのある穏やかな論調を加えることに成功した。これに対してケーン氏は、トランプ氏のありとあらゆる問題発言をペンス氏にぶつけて説明を求めたが、同氏にことごとく受け流された。

この日の討論会から分かったことを5つのポイントにまとめる。

(1)ペンス氏の人柄に軍配

ペンス氏はかつてラジオ番組の司会者を務め、保守派の過激な論客として知られるラジオ司会者、ラッシュ・リンボー氏の「デカフェ(カフェイン抜き)版」を自称していた。討論会ではこの経験をフルに生かして論戦に臨んだ。

一方のケーン氏は、どうもカフェインが強すぎたようだ。ペンス氏の発言をしつこくさえぎり続けたために、議論が本題から外れて政策論争が分かりにくくなる場面も多かった。

感情を抑えきれず「たわごとだ」などと吐き捨てるケーン氏に、ラジオ番組で聴取者からの怒りの電話に答えるすべを磨いてきたペンス氏はあわてず騒がず対応した。

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