米国防総省、艦船撃沈演習の映像公開 退役軍艦を標的

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退役艦船が貴重な演習機会を提供

(CNN) 米国防総省は21日までに、同国ハワイ州沖合で続いている多国間の「環太平洋合同演習(リムパック)」の一環として実施された米軍の退役艦船の撃沈演習のビデオ映像を公開した。

標的となった米軍艦船は「サッチ」で、本物の兵器を使った演習の実施場所は同州北部沖合の水深が約1万5000フィート(約4572メートル)の海域。演習にはオーストラリア、米国や韓国の航空機や艦船が参加した。

燃料や兵器、環境汚染物資などが取り除かれていたサッチは約12時間後に沈没したという。

カナダ海軍の少将は艦船撃沈の演習は珍しく、参加した各国海軍は貴重な経験や知識を習得したはずだと指摘した。

リムパックは世界最大規模の海上合同演習とされる。今年は26カ国の約2万5000人が参加した。

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