ルビオ氏がトランプ氏を攻撃 スーパーチューズデー前の討論会

90秒で振り返る、共和党候補の討論会

ヒューストン(CNN) 今秋の米大統領選に向け複数の州が同時に予備選・党員集会を開催する3月1日の「スーパーチューズデー」を間近に控え、共和党の指名獲得を目指す候補者5人が、テキサス州ヒューストンで行われた討論会に臨んだ。優勢に選挙戦を進める実業家ドナルド・トランプ氏に対し、これまでにない激しさで論戦を挑んだマルコ・ルビオ上院議員の存在感が際立った。

トランプ氏の隣に立ったルビオ氏は、移民問題から外交政策、医療保険制度まで、ありとあらゆるテーマでトランプ氏に切り込んだ。このほかトランプ氏について、ポーランド人作業員を不法に雇用し、自らのプロジェクトに従事させて罰せられた過去があると指摘。「ここに登壇している中でそのような人物はあなただけだ」と非難した。

トランプ氏がルビオ氏に対し、所有する家をロビイストに高く転売したとの批判で反撃すると、ルビオ氏はトランプ氏が相続した巨額の遺産に言及。同氏が特別恵まれた環境にある点を強調した。またトランプ氏の掲げる政策や演説の内容について、同じフレーズを繰り返すだけで具体的な中身がないとの見解を示した。

討論会が行われたテキサス州の上院議員であるテッド・クルーズ氏も、トランプ氏への攻撃に加わった。トランプ氏がかつて移民法改正に取り組む民主党議員に献金していた事実を引き合いに出し、有権者は候補者を見極める際、その人物が「大統領候補になる前に何をしてきたか」に留意するべきだと訴えた。

ルビオ、クルーズ両氏から集中砲火を浴びる格好になったトランプ氏も負けてはいない。ルビオ氏を指して「勝負に弱い」、クルーズ氏を指して「嘘つき」と立て続けに言い放った。

3人を中心に白熱した論戦が繰り広げられる中、疎外感を覚えたのか元神経科医のベン・カーソン氏が「誰か私を攻撃してくれないか」と口にする一幕もあった。

ジョン・ケーシック・オハイオ州知事は、同州の経済が潤ったのは石油を掘り当てたからだとするトランプ氏の指摘に対して、「我々が40万人の雇用を生み出した」と述べ、エネルギー産業の寄与分はまだ1万5000人に過ぎないとの見方を示した。

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