クリントン、トランプ両氏が勝利 3戦目を終えて見えたこと

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候補者選びの3戦目でそれぞれ勝利したトランプ氏(左)とクリントン氏

候補者選びの3戦目でそれぞれ勝利したトランプ氏(左)とクリントン氏

(CNN) 今秋の米大統領選に向けた民主・共和両党の候補者選びが激しさを増すなか、週末に行われた投票で、共和党では実業家のドナルド・トランプ氏が、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官が勝利を収めた。

トランプ氏は南部サウスカロライナ州の予備選で勝利を収め、これで、ニューハンプシャー州に続く連勝となった。サウスカロライナでは、2番手をテッド・クルーズ上院議員とマルコ・ルビオ上院議員が争う形となった。

一方、クリントン氏はネバダ州の党員集会で勝利し、バーニー・サンダース上院議員の勢いを食い止めたほか、次のサウスカロライナ州での戦いに向けて足場を固めることができたようだ。

週末の選挙結果から、分かったこととは。

トランプ氏の大勝

トランプ氏は2位以下を引き離して勝利を収めた。トランプ氏は最初の3戦で2勝を挙げたことで優位に立ち、残りの候補者がトランプ氏を上回れるかどうかは、5人の候補者のなかから早めに撤退する候補者が出るかどうかにかかっているといえそうだ。

開票率99%の時点で、トランプ氏が33%の得票率。2位の座をルビオ氏とクルーズ氏がそれぞれ得票率22%で争う形となった。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が選挙戦からの撤退を決めたことは、ルビオ氏にとって追い風となるかもしれない。ブッシュ氏の撤退で、いわゆる「主流派」と呼ばれる候補者は、ルビオ氏とジョン・ケーシック・オハイオ州知事だけとなったためだ。

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