ローマ法王フランシスコ、1年間の死刑停止を呼びかけ

前任者と同様、死刑反対を表明しているローマ法王フランシスコ

前任者と同様、死刑反対を表明しているローマ法王フランシスコ

(CNN) 死刑の廃止を繰り返し訴えていたローマ法王フランシスコが21日、世界のカトリック教徒の指導者に対し、「慈しみの特別聖年」を尊重して1年の間、死刑執行を停止するよう呼びかけた。

フランシスコ法王はバチカンのサンピエトロ広場で行った説教の中で、「死刑の廃止に向けた国際的合意に達することができるよう、すべての統治者の良心に訴える」と語りかけ、「中でもカトリック教徒の統治者に対し、慈しみの特別聖年の間は死刑を執行しないという勇気ある模範的姿勢を示すよう提案する」と述べた。

慈しみの特別聖年は、フランシスコ法王が昨年12月8日に始まりを告げた。今年11月20日までの1年の間、慈しみと許しを訴える。

22日にはイタリアのローマで「死刑なき世界」と題した国際会議が予定されている。フランシスコ法王はこの会議を支持すると述べ、これが死刑廃止に向けた新たな契機となることを望むと表明した。

さらに、罪の償いや「社会復帰への希望を開く司法制度」の可能性にも言及し、「『汝殺すなかれ』の戒律は絶対的な価値を有し、罪のない人にも罪を犯した人にも当てはまる」と指摘した。

歴代のローマ法王は前任のベネディクト16世やヨハネパウロ2世も死刑反対を表明していた。

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