キューバとの国交正常化、米国民の6割が支持 世論調査

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2013年12月のネルソン・マンデラ氏の追悼式で握手を交わす米・キューバの両首脳。国交正常化を米国民の6割が支持しているという

2013年12月のネルソン・マンデラ氏の追悼式で握手を交わす米・キューバの両首脳。国交正常化を米国民の6割が支持しているという

ワシントン(CNN) オバマ米大統領が発表したキューバとの国交正常化について、米国民の6割が支持していることが、23日に発表されたCNNとORCの世論調査で分かった。

調査の結果、約60%がキューバとの外交関係確立に賛成すると回答。渡航制限の解除は約3分の2が支持すると答えた。禁輸措置の解除は55%が支持している。

ただ、制裁の解除や在キューバ大使館の開設のためには議会の承認を得る必要がある。野党共和党の議員らは、大使館開設のための予算割り当てや大使の任命を阻止する構えを見せている。

一方、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長に対しては、依然として米国民の81%が否定的なイメージを持っていることも分かった。現国家評議会議長のラウル・カストロ氏はフィデル氏の弟に当たる。

調査はオバマ大統領の発表後、米国人1011人を対象に実施された。

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