米テキサス州で500人目の死刑執行 76年の制度復活から

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(CNN) 米テキサス州で26日夕、1976年に死刑制度が復活してから500人目の死刑が執行されたことが分かった。州当局が明らかにした。

キンバリー・マッカーシー死刑囚(52)の死刑は同州ハンツビルにある州の刑務所で執行された。州司法当局のウェブサイトによれば、マッカーシー死刑囚は元作業療法士。97年に近所に住む高齢の元大学教授の家に強盗目的で侵入してもみ合いとなり、被害者を刃物で刺して殺害。クレジットカードと車を奪ったという。

CNNの系列局KPRCによれば、テキサス州の裁判所は24日、マッカーシーの上訴を棄却する決定を下した。裁判所は翌25日、上訴するならもっと早い時期に行うべきだったとし、判断の見直しはないとの立場を示していた。

テキサス州では昨年、死刑執行件数が死刑判決を受けた人数を8年連続で上回った。

昨年のデータでは、全米の死刑執行件数のうち、テキサス州とオクラホマ州、ミシシッピ州とアリゾナ州の4州を合わせた件数が米国全体の死刑執行件数の4分の3を占めている。

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