元ニューオーリンズ市長、収賄など21の汚職容疑で起訴

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米ルイジアナ州ニューオーリンズのレイ・ネイギン元市長

米ルイジアナ州ニューオーリンズのレイ・ネイギン元市長

(CNN) 米ルイジアナ州ニューオーリンズのレイ・ネイギン元市長が18日、収賄やマネーロンダリング(資金洗浄)、詐欺など、21の罪で起訴された。

25ページにわたる訴状によると、ネイギン元市長は、建築請負業者に便宜を図った見返りに小切手、現金、電子送金、個人的サービス、旅行などの供与を受けたという。

例えば、業者から賄賂としてネイギン元市長の家族がハワイ旅行、ジャマイカへのファーストクラス航空券、自家用ジェット機での旅行、ニューヨーク市行きのリムジン、携帯電話サービスなどの利益供与を受けた疑いがあり、さらに家族が所有する企業も同氏の汚職により不正に利益を得ていたとされる。

また、元市長は複数の業者から賄賂として6万ドル、2250ドル、5万ドル、1万ドルを受け取ったほか、2010年と2011年に同じ建設請負業者から賄賂やリベートとして、1万2500ドルの電子送金を9回にわたって受けた疑いが持たれており、その総額は11万2500ドルに上る。

さらに、カトリーナがメキシコ湾岸地域を襲った2005年から2008年までの4年間、収入を過少申告したとされる。

カトリーナが米国史上最悪の自然災害となった2005年、ネイギン元市長は被害者に代わり、時に過激な言葉で国や州の救援活動の遅れを批判し、注目を集めた。

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