パリに「デビッド・ボウイ通り」、伝説的ミュージシャンしのぶ フランス

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「デビッド・ボウイ通り」の開通式/Stephane de Sakutin/AFP/Getty Image

「デビッド・ボウイ通り」の開通式/Stephane de Sakutin/AFP/Getty Image

(CNN) 2016年に死去した英歌手デビッド・ボウイさんにちなみ、パリ市内の道路が「デビッド・ボウイ通り」と命名された。

デビッド・ボウイ通りはボウイさんの77歳の誕生日にあたる8日に開通式が行われた。市の発表によると、この通りはパリ南東部の13区にあるオステルリッツ駅に面している。

ボウイさんはがんとの闘病の末、16年に69歳で死去した。

パリ南東部の通りに名付けられた「デビッド・ボウイ通り」の標識/Stephane de Sakutin/AFP/Getty Images
パリ南東部の通りに名付けられた「デビッド・ボウイ通り」の標識/Stephane de Sakutin/AFP/Getty Images

開通式に集まったボウイさんのファンは、CNN提携局BFMTVの取材に対し「また涙が出た。30年以上もファンだったから、本当に感動している」などとコメントしている。

ボウイさんに詳しいというジャーナリストの男性は、ボウイさんはパリに愛着を感じていたと語り、「ここは彼が大好きだった街だから。ここには美術館があって、ナイトクラブがあって、彼が愛した全てがある」「彼はフランスの作家たちのことも、哲学者たちのことも、全部知っていた。だからパリを自分の家のように感じていた」と回想した。

開通式にはデビッド・ボウイのアルバム「アラジン・セイン」でも知られる稲妻のフェイスペイントを描いた参加者の姿も=9日、仏パリ/Tom Nicholson/Shutterstock
開通式にはデビッド・ボウイのアルバム「アラジン・セイン」でも知られる稲妻のフェイスペイントを描いた参加者の姿も=9日、仏パリ/Tom Nicholson/Shutterstock

パリ13区の区役所では1月4日から13日までボウイさん追悼の展示会が開かれている。展示会の構想やデザインは、ボウイさんの幼なじみだった写真家のジェフ・マコーマックさん、画家のジョージ・アンダーウッドさんが手がけた。

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