乗客の下痢で「バイオハザード」 デルタ国際便、出発地に引き返す

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乗客1人の下痢のため米デルタ航空の旅客機が米国へ引き返した/Camilo Freedman/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

乗客1人の下痢のため米デルタ航空の旅客機が米国へ引き返した/Camilo Freedman/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

(CNN) 米アトランタからスペインのバルセロナに向かっていたデルタ航空の旅客機が、乗客1人の下痢のためにやむなく米国へ引き返した。

今月1日夕、乗客336人を乗せて定刻通りに出発したデルタ航空194便(エアバスA350型機)は、米バージニア州上空で方向転換した。

「ちょっとしたバイオハザード(生物学的な危害・災害)問題です。機内でずっと下痢をしている乗客がいるので、アトランタに戻ってほしいと彼らが望んでいます」。同機の操縦士は管制塔にそう告げていた。

航空情報サイトのFlightAwareによると、同機は出発から約2時間後、アトランタの空港に戻った。

デルタ航空によると、同機は8時間以上の遅れが出たものの、その後は問題なく、現地時間の2日午後5時16分、バルセロナに到着した。

この夏、乗客の体液のためにトラブルが起きた旅客機は同機にとどまらない。エア・カナダはこのほど、前の便に搭乗した乗客の吐しゃ物が残る座席の使用を指示されたと乗客2人が訴えたことを受けて謝罪した。

6月30日にエールフランス航空の国際便に搭乗した乗客は、前の乗客が残した血液や汚物で足元がぬれていて、異臭が漂う中で7時間我慢を強いられたと訴えた。

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