空港搭乗ゲートまでの歩行距離、ここまで長くなった理由とは?

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航空機の巨大化や空港店舗の増加の伴い、旅行客の歩行距離は伸びている/Stefani Reynolds/AFP/Getty Images

航空機の巨大化や空港店舗の増加の伴い、旅行客の歩行距離は伸びている/Stefani Reynolds/AFP/Getty Images

靴会社クル・フットウェアの調査によると、米国で最も歩行距離が長い空港はダラス・フォートワース空港で、ターミナルBの入口からターミナルEまでの歩行距離はおよそ3.5キロ(幸い同空港内には電車がある)。

フェニックス・スカイハーバー国際空港には「フィットネス・トレイル」があり、コンコースから山、公園、市内のランドマークを眺めることができる。

最近オープンした空港の新ターミナルの中には動く歩道がないものもあり、旅行者は不満を示している。

オーランド国際空港は昨年、総事業費28億ドル(約4070億円)の新ターミナルを開設したが、動く歩道は導入されなかった。旅行者からの複数の苦情を受けて、上層部は現在、動く歩道の設置計画をめぐり投票を行っている。

ソルトレークシティー国際空港は20年に新ターミナルを開設したが、ゲートまで徒歩20分以上かかることから批判の的となっている。同空港は現在、保安検査場からコンコースまでの歩行距離を短縮するトンネル建設を進めている。

では、遠くのゲートまで歩かなくてはならないために、人々は飛行機に乗り遅れるのだろうか。歩行距離が長いのは、ある意味、朗報だ。天候によるフライト遅延はここ1年で頻繁に発生しており、今も何百万人もの人々がゲートで待たされているからだ。

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