「世界一背の高い女性」、初の飛行機旅行 航空会社が座席動かし対応

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世界一背の高い存命中の女性ルメイサ・ゲルギさん/Orhan Kuzu/Anadolu Agency/Getty Images

世界一背の高い存命中の女性ルメイサ・ゲルギさん/Orhan Kuzu/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 「世界一背の高い存命中の女性」としてギネスに認定されたトルコ人女性、ルメイサ・ゲルギさんがこのほど生まれて初めて航空機に搭乗し、トルコから米サンフランシスコに渡航した。

25歳のゲルギさんの身長は215.16センチ。高身長はウィーバー症候群と呼ばれる珍しい遺伝子疾患で引き起こされた骨の過成長によるもので、10代の時からギネス認定を受けている。他にも指の長さなどで世界一に認定されてきた。

旅行やソーシャルメディアの発信を定期的に行っているゲルギさんだが、その国際的な知名度にもかかわらずこれまで飛行機に乗ったことは一度もなかった。多くのウィーバー症候群の人たちと同様、ゲルギさんは移動補助装置を使用しており、長時間のフライトには特別な機内の設備も必要になる。

しかし今年9月、ゲルギさんはついに機上の人となった。数週間後のインスタグラムへの投稿ではトルコ航空の機内での様子を写した画像を公開。同社は複数の座席を取り外し、ゲルギさんがストレッチャーの上で快適に過ごせるよう対策を取った。イスタンブールからカリフォルニア州までは13時間のフライトだった。

「最初から最後まで非の打ち所がない旅だった」と、ゲルギさんはインスタグラムにコメント。トルコ航空のスタッフや医療従事者の仕事ぶりを称賛した。また初めての空の旅だったが、「間違いなく最後にはならない」とも言い添えた。

複数の画像の中で、ゲルギさんは機内スタッフと笑顔で会話したり、ファーストクラスの機内食を楽しんだりしている。

コンピュータープログラマーの職に就くゲルギさんはこの時、ギネス・ワールド・レコーズとの仕事のためサンフランシスコを訪れた。

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