自由の女神の冠、2年半ぶり立ち入り可能に 米NY

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自由の女神像の冠部分への一般入場が2年半ぶりに可能となった/JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images

自由の女神像の冠部分への一般入場が2年半ぶりに可能となった/JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images

(CNN) 米ニューヨーク市のシンボル、自由の女神像の冠部分が11日、2年半ぶりに一般に公開された。

自由の女神は新型コロナ対策として2020年3月から一般公開が中止され、その後段階的に再開されていたが、冠部分だけはこれまで一般の入場ができなかった。

自由の女神とエリス島を管理する米国立公園局の広報によると、自由の女神は今月下旬、1886年の寄贈から136年目を迎えるが、同局は過度な宣伝を控えて静かな再開を目指したい意向だった。

以前から冠部分への立ち入り再開を求める声は強く、公園局も再開を望んでいたが、市と州、連邦のコロナ規制解除のタイミングや、採用できる人材の記録的な少なさといった要因が重なり、再開が遅れていたと広報は説明。「冠部分の効率的な運営のため、人材を採用して慣れてもらう必要があった」と話している。

公園局が唯一公認する自由の女神観光のフェリーは、ネットか電話で事前に予約する必要がある。

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