カンタス航空の20時間フライト、エコノミーの乗り心地は?

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2019年に行われたロンドン―シドニー間の試験飛行で機内で運動をする乗客/James D Morgan/Qantas

2019年に行われたロンドン―シドニー間の試験飛行で機内で運動をする乗客/James D Morgan/Qantas

就航を3年後に控え、現時点で何も公表されていないことを考えると、通常の座席が使われるのはほぼ間違いないだろう。

座席の快適さについては、独レカロ、コリンズ・エアロスペースなどのメーカーが近年、素材やリクライニング角度、足置き台などの改善を重ねてきた。16年にカンタスのボーイング787ドリームライナーで座席を手掛けたレカロが、今回また特別バージョンを作っていても不思議はない。

座席の前後間隔は84センチと、16年のドリームライナーより2.5センチほど長くする計画が明らかになっている。足のスペースを確保するために、間隔をさらに89~91センチくらいまで伸ばす可能性もある。

現時点で1列の座席数は不明。カンタスのような大手は座席の幅を取って9席、格安航空は切り詰めて10席というのが従来の傾向だが、エアバスは客室内の壁を薄くして座席の幅を確保するという構想を進めている。これを受けていくつかの大手航空が今後、一部のA350型で1列を10席とする予定だ。

カンタスが発表しているエコノミーの座席数は140で、もし10席なら14列というきれいな数字になる。とはいえ、プロジェクト・サンライズのような超長距離フライトで1列10席を採用するかどうかは不透明だ。

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