ガラガラヘビは航空機のタイヤが好き、作業員は「ほうきの柄」で対抗
「すべての機体にはそれぞれに『車輪たたき』(ほうきの柄を再利用したもの)が工具の一つとしてあり、航空機の登録名まで記されている」(ヘイウッド氏)
作業員は着陸装置の点検前に、機体の周りで足を踏み鳴らし、この道具で車輪をたたいて、寝ているヘビを追い払っているという。
「これまで数匹のガラガラヘビやサソリに遭遇してきた。車輪たたきは有効で、彼らは逃げていく」とヘイウッド氏は語る。
「これは保管中の機体のケアでのユニークな部分の一つで、昨年がどれだけ奇妙な年だったかの象徴でもある。運用中のA380が1日以上地上にいることはめったにない」
カンタス航空はロサンゼルスから車で約2時間のビクタービルに12機のA380を駐機していると伝えられている。