インドで色鮮やかな春の祭典「ホーリー」 首相は不参加
(CNN) インド各地で春の訪れを祝うヒンドゥー教の祭典「ホーリー」が開催された。新型コロナウイルス感染への懸念が世界で広がるなか、モディ首相は「不参加を決めた」とツイートした。
ホーリーは人々が年齢や階級を問わず街に繰り出し、色とりどりの粉や水をかけ合う伝統的な祭り。善が悪と戦って勝ったことを祝い、新たな始まりを象徴する意味があるとされる。今年は9~10日に開かれた。
例年多くの見物客でにぎわうが、今年はマスクを着けた参加者の姿もみられた。
モディ氏はツイッターで不参加の理由について、世界各地の専門家が新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、大規模な集まりを減らすよう助言しているからだと説明した。
近年はホーリーに由来するランニングのイベント「カラーラン」や、スポーツ用品大手アディダスと米歌手ファレル・ウィリアムスによるスニーカーやTシャツのコレクション「Huホーリー」も人気を集めている。