金正恩氏の宿泊先、ベトナムのメリア・ハノイとは?

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金正恩氏が宿泊しているとみられるベトナムのホテル、メリア・ハノイ/Courtesy Melia

金正恩氏が宿泊しているとみられるベトナムのホテル、メリア・ハノイ/Courtesy Melia

(CNN) 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の2度目の会談の舞台となるベトナムの首都ハノイ。歴史的建造物や文化遺産、質の高いグルメを楽しむ観光客にも人気がある。

今、同地を訪れる観光客が注目しているのは、トランプ大統領と金委員長の滞在場所だ。

金委員長は、5つ星ホテルのメリア・ハノイに滞在しているらしい。委員長の車列は27日午前、同ホテルに到着した。

メリア・ハノイはスペインのメリア・ホテルズ・インターナショナル系列のホテルとして、1999年に開業した。

22階建てで客室は306室。ハノイの中心部にあり、首脳会談の会場は徒歩圏内にある。北朝鮮大使館も近い。

客室はデラックスルームのほか、広さ68平方メートルの「レベルスイート」、同135平方メートルの「グランドスイート」など。金委員長が宿泊しているのは、185平方メートルの「プレジデンシャルスイート」と思われる。

同スイートは22階にあり、市内を流れる川や湖を見晴らすことができる。部屋はマスターベッドルームとリビングルーム、ダイニングルーム、執務スペースに分かれている。

「プレジデンシャルスイート」のリビングルーム/Courtesy Melia
「プレジデンシャルスイート」のリビングルーム/Courtesy Melia

ホテルは2つのレストランと2つのラウンジ、フィットネスセンター、屋外プール、スパなどの施設を備える。

もっとも、豪華さでは昨年シンガポールで開かれた1回目の米朝首脳会談の際に金委員長が宿泊したホテル、セントレジスの方が上だった。

335平方メートルの「セントレジス・プレジデンシャルスイート」の宿泊料は、1泊あたり7000~9000ドル(約77万~100万円)となっている。

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