米航空会社、チケット予約時の性別選択を改定へ 男女以外を導入

空港の保安検査場前で列を作る旅行客ら/Chip Somodevilla/Getty Images

空港の保安検査場前で列を作る旅行客ら/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米航空会社の業界団体、エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)は19日までに、利用客が航空券を予約する際の性別の申告について、従来の「男性」と「女性」以外の選択肢を設ける方針を明らかにした。

新たに加わる選択肢には「特定せず」や「公開せず」といったものが含まれる予定。A4Aの発表によると、同団体と国際航空運送協会(IATA)に加盟する航空会社が、どちらの性別にも属さないと認識している人々のための選択肢を国際的な新基準として承認した。

これらの新基準は6月1日から発効する。

A4Aは声明で、「米国の航空会社は、ダイバーシティー(多様性)とインクルージョン(包含)の文化を尊重する。それは職場においても利用客に対しても同様である。我々は日々の熱心な取り組みを通じてあらゆる旅行者の要望に応える一方、安全で安心かつ心躍るフライトの体験を提供する」と述べた。

トランスジェンダーの権利を擁護する団体は航空業界の動きを歓迎する声明を発表。「男女の性別に属さないと認識している人々は、不必要で無遠慮、差別的な詮索(せんさく)にさらされる。航空会社や空港の職員、警備員らからそうした扱いを受けている」「A4Aの取り組みは重要な一歩であり、性に関係なく全ての旅行客に対して安全でスムーズな旅が保証される」との見解を示した。

実際に新たな選択肢を導入するかどうかの判断は、各航空会社に委ねられている。アメリカン航空はCNNに対し、選択肢の導入に向けて動いていることを確認。ユナイテッド航空もツイッターで、性別申告の変更を示唆する内容のコメントを投稿した。

デルタ航空はA4Aに加盟していないが、声明で男女以外の選択肢を導入する意向を明らかにしている。

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