アフリカで格安航空が台頭、注目の10社は

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クルラのトレードカラーは緑

クルラのトレードカラーは緑

(CNN) アフリカ大陸を長距離移動するのはお金がかかる。少し前まで、アフリカ内の都市を移動するにしても欧州を経由する必要があった。しかし、格安航空会社(LCC)の台頭で状況はついに一変。アフリカで急増する中産階級のニーズに応えた形だ。

ここまでの道のりは簡単ではなかった。アフリカ各国は欧州で見られるような「オープンスカイ協定」を結んで航空会社が自由に路線を開設できるようにしているものの、実際には履行されないことも多かった。

しかし、潜在的な旅行者数が拡大するにつれ、新設のLCCは各国政府の説得に乗り出している。

タンザニアに本拠を置くファストジェットの最高経営責任者(CEO)、エド・ウィンター氏は、アフリカの人口は10億人を超えているにもかかわらず、世界の航空会社の拠点に占める割合はわずか3%に過ぎないと指摘。「アフリカが依然、安くて質の良い航空会社を必要としているのは明らかだ」と話す。

失敗する航空ベンチャーも多い。2012年には南アフリカを拠点とするワンタイムなどが倒産した。だが、同社は再始動を目指しており、ナイジェリアのアリクエアもLCC設立を狙うなど、新規参入が相次いでいる。

以下ではアフリカの航空業界の刷新を後押ししたLCC10社を紹介する。

1.クルラ

クルラは01年、アフリカ初のLCCとして操業開始した。最も成功しており、また最も面白い航空会社といえる。

機体はトレードマークとなっている緑。機内では客室乗務員がしゃれを効かせて安全のアナウンスをし、真剣に聞いていない乗客にクイズを出すことでも知られている。

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