米ネットフリックス、ホームページを大幅リニューアル 縦型動画フィードやAI検索も
(CNN) 米動画配信大手ネットフリックスは7日、ホームページの大幅なリニューアルを発表した。2013年11月に現在のホームページを公開して以降、刷新は初めて。
人工知能(AI)を活用した検索とTikTok(ティックトック)のような縦型動画フィードのテストもモバイルで開始する。同社はこれらの機能について、すべてのユーザーが利用できるわけではない「小規模なテスト」と位置付けているが、世界規模でのテストであることから、今後はるかに大規模な取り組みとなるとみられる。
新しいテレビホームページでは、アップルTVと同様に、メインメニューがページ左側から中央に移動している。コンテンツの説明は以前よりコンパクトになり、おすすめコンテンツは閲覧履歴や視聴時間に基づきリアルタイムのパーソナライズが強化されるようになるという。
今回の新たなページ構成はライブイベントやゲームの配信を好むユーザーにそれらのコンテンツをより強調するものとなる。
同社は「今後数週間から数カ月以内に」これらの機能を展開していく予定。
生成AIを活用した検索機能はモバイルで利用できる。「『何か面白くて楽しいコンテンツを見たい』といった自然な会話フレーズ」を使ってコンテンツを見つけることができるようになるという。
今後数週間以内にモバイル向け縦型動画機能のテストも開始される。TikTokのようなフィードにテレビ番組や映画の動画が流れ、コンテンツのちょっとしたサンプルをスクロールしながら閲覧できる。タップすればコンテンツを表示できる。