ビットコイン価格、10万ドルも 米ゴールドマン・サックスが予想

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米ゴールドマン・サックスが今後5年以内に1ビットコイン10万ドル超の可能性を予想/Chris McGrath/Getty Images

米ゴールドマン・サックスが今後5年以内に1ビットコイン10万ドル超の可能性を予想/Chris McGrath/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米金融大手ゴールドマン・サックスは6日までに、暗号資産(仮想通貨)の「ビットコイン」の価格が今後5年以内に1ビットコインあたり10万ドル(約1160万円)を上回る可能性があるとの見通しを示した。

世界で最も価値のある暗号資産のビットコインは約4万6000ドルの水準で推移している。昨年11月には過去最高となる6万9000ドル近くにまで値を上げていた。

ゴールドマン・サックスは今週発表したリポートで、ビットコインの市場シェアは、デジタル資産がより幅広く採用される副産物として、時間が経つにつれて上昇する可能性が高いとの見通しを示した。

リポートではビットコインは金から市場シェアをだんだんと奪うとしている。そのため、金の価格は1オンスあたり約1800ドルの水準にとどまるという。

ビットコインや金、そのほかの代替資産で構成される「価値の保存」と呼ばれる市場では現在、ビットコインの割合が約20%となっている。「価値の保存」では理論上は長期間にわたって資産の価値が減ることはない。

リポートによれば、「価値の保存」市場で今後5年間でビットコインの割合が50%に増加すれば、ビットコイン価格が10万ドルを上回る水準に達する可能性があるという。

ただし、ビットコインをはじめとする暗号資産の価格はこの1年激しく変動してきた。暗号資産は現時点では通貨というよりは株式のように価格が上下する。

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