充電器の端子、「USBタイプC」に統一をEU提唱 アップルに逆風

記者会見を行う欧州連合(EU)欧州委員会のティエリー・ブルトン委員(域内市場担当)=21日、ベルギー・ブリュッセル/Dursun Aydemir/Anadolu Agency/Getty Images

記者会見を行う欧州連合(EU)欧州委員会のティエリー・ブルトン委員(域内市場担当)=21日、ベルギー・ブリュッセル/Dursun Aydemir/Anadolu Agency/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 欧州連合(EU)は23日、スマートフォンやタブレット、カメラ、電話機、ポータブルスピーカー、携帯型ゲーム機などの端子の標準規格を「USBタイプC」とする新たなルールを提唱した。

今回の動きは、スマートフォン「iPhone」で独自に「ライトニング」端子を採用する米アップルとっては逆風となる。新たなルールが施行されるのは数年後とされる一方、アップルは主力製品の規格変更を強いられる可能性がある。

欧州委員会のベステアー委員(競争政策担当)は声明で、「欧州の消費者たちは、自分の引き出しの中に積み上がっていく互換性のない充電器に対して、長い間いら立っていた。我々は業界に対して自ら解決策を生み出す十分な時間を与えてきたが、共通規格の充電器に向けた法的行動の機は熟した」と説明。

また「これは我々の消費者および環境にとっての重要な勝利であり、環境およびデジタル分野における我々の望みと合致するものだ」と述べた。

欧州当局は10年超にわたり、IT業界による充電器の標準規格化を後押ししてきた。この間、携帯電話の充電器における端子の規格数は30種類から3種類に減少した。

その一方、アップルは「端子の種類をたった1つにすると命じる厳格な規制は、技術革新を促すものではなく、抑制するものだと懸念し続けている。これは結局、欧州および世界中の消費者を害するものになる」と述べている。

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