中国人ハッカー、米在住のウイグル族を標的に フェイスブック発表

中国の人権侵害を抗議するデモ参加者=2019年4月6日、米ワシントン/Yasin Ozturk/Anadolu Agency/Getty Images

中国の人権侵害を抗議するデモ参加者=2019年4月6日、米ワシントン/Yasin Ozturk/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN Business) 中国人のハッカーが米国に在住しているウイグル族の活動家や記者を標的にし、監視を試みていることがわかった。米交流サイト大手フェイスブックのセキュリティー部門の調査で明らかになった。

フェイスブックは24日の投稿で、インターネットを通じたスパイ行為について明らかにした。それによれば、中国人ハッカーは、中国の新疆ウイグル自治区からきたウイグル族や他の少数民族の活動家や記者、反体制派でトルコやカザフスタン、米国などで暮らしている人たちを標的としているという。

ハッカーは標的となった人たちの電子機器に監視ができるようになるマルウェアを感染させるという。一部の事案では、ハッカーは秘密裏に監視用ソフトウェアをインストールするため、不正侵入を行ったり、ウイグル族の間で人気のニュースサイトを装ったりする。

フェイスブックによれば、一部の発見については、サイバーセキュリティー企業のファイア・アイの研究も役に立ったという。

米国は1月、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族や他の少数民族に対してジェノサイド(集団虐殺)や人権侵害を行っているとして、中国を公式に非難した。中国政府はこうした申し立てを否定している。

フェイスブックは、中国政府を直接非難していないが、ハッカーは人的・物的資源が豊富であり、一貫した活動を行っていると指摘した。中国政府とつながりのあるハッカーは以前、ウイグル族を標的にiPhoneやアンドロイド端末をハッキングしていた。

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