台湾、中国IT企業の動画サービスを禁止へ

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台湾がテンセントやアイチーイーの動画配信サービスの禁止を検討している/Shutterstock/Getty Images

台湾がテンセントやアイチーイーの動画配信サービスの禁止を検討している/Shutterstock/Getty Images

香港(CNN Business) 台湾が、中国IT企業の愛奇芸(アイチーイー)や騰訊(テンセント)が手掛ける動画配信サービスの禁止に動いていることがわかった。中国のIT企業は米国などでも逆風にさらされている。

台湾当局が18日にネット上に出した通達によれば、両社は台湾で、動画コンテンツを動画配信サービスを通じて提供するために地元メディアなどと提携して違法に業務を行っているという。

台湾の国家通訊伝播委員会(NCC)は、こうした状況を止めるため、新しい規則を発表した。新規則では台湾の個人や企業は中国本土の動画配信業者へのサービスの提供やコンテンツの配信が禁止となる。

当局の決定は14日間のパブリックコメントの実施中は保留となる。新規則は9月3日から実施される見通し。

台湾の人口は2400万人と両社にとって影響は限定的とみられる。しかし、今回の動きは世界市場で中国のIT企業に対する反発が強まっていることの新たな証左となった。

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