グーグル親会社アルファベット、EU制裁も4~6月期決算は好調

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グーグルの親会社アルファベットの4~6月期決算は、EUによる巨額の制裁金にもかかわらず好調だった/Justin Sullivan/Getty Images

グーグルの親会社アルファベットの4~6月期決算は、EUによる巨額の制裁金にもかかわらず好調だった/Justin Sullivan/Getty Images

ニューヨーク(CNNMoney) 米グーグルの持ち株会社アルファベットは24日までに、2018年4~6月期決算を発表し、純利益は前年同期比5%減の32億ドル(約3500億円)だった。

グーグルに対しては、欧州連合(EU)の欧州委員会が50億ドル規模の制裁を科していた。この制裁金がなければ、純利益は83億ドルに達していた。

EUは先ごろ、グーグルがスマートフォンユーザーに自社アプリの使用を不公正な形で押しつけ競争を阻害したと認定していた。欧州委はまた、グーグルに対して、「アンドロイド」を搭載したスマートフォンにどのアプリをインストールするのかの決定について、メーカーにより高い自由度を与えるよう指示していた。

グーグルは欧州委の判断について異議を申し立てる方針。

アルファベットの売上高は前年同期比26%増の327億ドル。グーグルの広告販売が好調だった。

グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会見でEUの制裁が事業に与える可能性について尋ねられると、結論を出すにはまだ早すぎるとし、「分析を行っている」と付け加えた。

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