フェイスブック、MLBの25試合を独占ライブ配信

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フェイスブックがMLBの試合のライブ配信で独占権を獲得した

フェイスブックがMLBの試合のライブ配信で独占権を獲得した

ニューヨーク(CNNMoney) 交流サイト大手の米フェイスブックがこのほど、今シーズンの米大リーグ機構(MLB)の25試合についてライブ配信を行う独占権を獲得した。フェイスブックが独占配信する試合を携帯端末やデスクトップパソコンなどで視聴するには、まずフェイスブックにログインする必要がある。契約の金額は明らかになっていない。

ライブ配信の第1弾は、4月4日開催のフィラデルフィア・フィリーズ対ニューヨーク・メッツの試合。

フェイスブックの契約は平日午後の試合が対象で、大部分は水曜日開催。海外の人たちもMLBのフェイスブックのページから直接試合を観戦できる。

スポーツ中継配信の取り組みを進めているIT企業はフェイスブックだけではない。ツイッターもこのほど、サッカーの米プロリーグMLSと3年の契約を結び、試合の生中継やハイライトの配信を行うと発表した。

ツイッターは2016年、1000万ドルで米プロフットボールNFLと提携し、10試合を配信した。NFLは翌年、アマゾンと5000万ドルで同様の契約をむすんだ。

フェイスブックとMLBによる今回の契約は両者の提携関係をさらに推し進めたものだ。フェイスブックは昨年もMLBの試合を配信していたが、独占配信ではなかった。

専門チャンネルであるMLBネットワークが番組の制作を行い、フェイスブックでの視聴や共有などを想定した新しいコンテンツも登場する見通しだという。

今回の契約にはプレーオフやワールドシリーズなどは含まれていないものの、専門家からは、フェイスブックが主要なメディア企業として成長しつつあるとの見方が出ている。アナリストのリー・バーク氏は、今回の契約について、フェイスブックがMLBなどのより大きな試合に対する入札に向け、技術やリソースを確立させるためのものだと指摘。「ここで止まることはないだろう」と述べた。

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