米グーグル、ネットで「うつ診断」提供 判断を手助け

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ロンドン(CNNMoney) 米グーグルは28日までに、米国のユーザーが「うつ」や「臨床的うつ病」といった単語を検索すると、質問事項を表示して、利用者がうつの度合いを判定し、専門家の助けが必要かどうか判断するのを支援する取り組みを開始した。

うつ病に関する情報を検索した人の画面に、ボックスが表示され、うつ病かどうか確認するよう促すという。このテストは「PHQ-9」と呼ばれ、活力や食欲、集中力のレベルなどについて尋ねる。

グーグルによれば、こうした情報は取り扱いに注意を要する個人的なものであることを認識しており、答えを保存することはないとしている。

グーグルは今回の取り組みについて、メンタルヘルスに関する民間団体NAMIと協力している。

臨床的うつ病には、米国人のおよそ5人に1人が人生のいずれかの時点でかかるとされる。しかし、NAMIによれば、うつ病の症状がある人でも、専門家の支援を探すまでに、平均して6年から8年の時間がかかるという。

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