1着3万円、センサー付きヨガパンツ登場 振動でポーズ誘導

2017.06.12 Mon posted at 16:44 JST

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ニューヨーク(CNNMoney) 米ニューヨークを拠点に、デザインとテクノロジーを融合させたファッション製品を手掛けるウェアラブルXは、センサー付きのヨガパンツ「ナディX」をこのほど開発した。着用してヨガのポーズをとると各部に振動が起こり、より効果的なポーズになるよう誘導してくれるという。

ナディXには5つのセンサーが縫い込まれており、30種類のヨガポーズに対応する。着用後にポーズをとると、臀部(でんぶ)、ひざ、足首に振動が伝わり、ポーズの微調整を促す。例えば下を向いた犬のポーズの際には、足首が下がり、ひざが上がるように誘導する。

ウェアラブルXの共同創業者、ビリー・ホワイトハウス氏はナディXについて、ポーズの正誤の判断に主眼を置いたものではないと説明。「微細な筋肉に焦点を当て、その存在に気付いてもらうことが目的だ」と述べる。

大半のフィットネス向けウェアラブル用品とは異なり、ナディXは使用者のカロリーや心拍数といった数値を記録するものではない。共同創業者のホワイトハウス氏とベン・モイア氏は、テクノロジーによる数値化の機能をなるべく抑え、使用者がより共感できるような製品をつくりたいと考えている。

モイア氏によれば電子部品をパンツの表面に縫い込むのは至難の技だった。「ヨガパンツは伸び縮みし、汗にも触れる。センサーが見えてはならないし、パンツらしい外観も保つ必要がある。開発者にとっては悪夢のような製品だ」と振り返った。

開発に当たっては解剖学の多くの研究結果を参考にし、ヨガのインストラクターとの緊密な共同作業を行い、素材の最適な組み合わせを模索した。

ナディXは月内にも特定顧客向けの先行販売が始まる。一般販売は8月の予定。価格は299ドル(約3万3000円)だ。現在開発チームは、センサー3つを備えた上半身用ウェアの製品化にも取り組んでいる。

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