サイバー攻撃、150カ国に影響 各国の被害状況は

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英国では国民保健サービス(NHS)などに影響が出た

英国では国民保健サービス(NHS)などに影響が出た

ニューヨーク(CNNMoney) これまでに感染が確認された多国籍企業では、米フェデックスが「一部のウィンドウズ搭載システムでマルウェアによる障害が発生している」と説明。日産自動車は、一部の機関が標的にされたものの、重大な影響は出ていないとした。

中国ではセキュリティー企業が「赤色警報」を発令し、大量の大学生がランサムウェア攻撃に遭ったと報告。国営メディアによれば、一部のガソリンスタンドでデジタル決済システムが使えなくなっている。

ドイツでは鉄道会社が攻撃に見舞われ、駅の乗客情報表示や券売機の一部が機能しなくなった。

ロシアでは、中央銀行や鉄道会社がウイルス攻撃を受けたものの、業務に支障は出ていないと報じられている。一方、ロシア内務省や携帯電話会社のメガフォンでは一部のコンピューターがウイルスに感染するなどの被害が発生した。

スペインでも通信大手のテレフォニカで一部のコンピューターが感染した。

英国では国民保健サービス(NHS)傘下の病院など少なくとも16機関で被害が確認され、政府が緊急対策会議を開いて対応を協議した。NHSシステムの大部分は13日までに復旧したと説明している。

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