北京当局、アップルにiPhone6の販売停止命令

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iPhone6と6プラスが中国メーカーの意匠を侵害しているとの判断が出た

iPhone6と6プラスが中国メーカーの意匠を侵害しているとの判断が出た

ニューヨーク(CNNMoney) 中国北京市の知的財産局が米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」について、中国メーカーのデザイン特許を侵害したとして、北京市内での両機種の販売停止を命じる判断を示していたことが18日までに分かった。

知的財産局は、両機種が広東省深センの企業、佰利公司のスマートフォン「100C」の特許を侵害したと指摘した。販売停止の決定は5月にネット上で発表されたが、この判断が示された正確な日時は不明となっている。

アップルは異議を申し立てており、裁判所での審理が続く間は両機種の販売を継続するという。

iPhone6と6プラスは2014年に販売が開始されたもので、アップルは後継機種への移行を徐々に進めている。

アップルは最近、中国でのビジネスで正念場を迎えている。先月には、携帯電話の付属品の革製品に「iPhone」の名前が使われるのを阻止するため、中国のメーカーを相手取って提起していた訴訟で敗訴。4月には「iBooks」と「iTunes Movies」の両サービスが中国で停止された。停止の理由は示されていないが、外国企業によるオンラインでの動画や書籍の提供に政府の許可が必要となる新規則が2月に発表されていた。

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