英情報機関がG20代表団を「スパイ」 英紙報道

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ネットカフェも設置したという

ネットカフェも設置したという

あるスライドには、これによってGCHQは代表団の電子メールを読むことが可能になり、「会議終了後も情報収集活動を続けるオプション」が提供されたと記されている。

GCHQは米国の国家安全保障局(NSA)に相当する情報機関。ガーディアンによれば、NSAはロシアのメドベージェフ大統領(当時)がG20開催中に衛星回線を通じてモスクワとの間で交わした電話の盗聴を試み、その情報をGCHQに提供していたとされる。

スノーデン氏は民間の請負業者を通じて今年5月までNSAにかかわっていた人物。香港に潜伏してガーディアンと米紙ワシントンポストに対し、NSAが行っていたとされる電話とネット監視活動についての情報を暴露していた。

米国家情報長官室(ONDI)は16日、ガーディアンの報道については直接的なコメントを避ける一方、スノーデン氏による一連の情報リークについて「無責任かつ言語道断」と非難。「どれほどのダメージが生じたかは計り知れないが、われわれの対テロ対策には影響が出るだろう」と話している。

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