運転中の「グーグル・グラス」装着を禁止する州法改正を提案

グーグル考案の「スマホ眼鏡」=同社提供

グーグル考案の「スマホ眼鏡」=同社提供

(CNN) 米グーグルが発売を予定している眼鏡型ネット端末「グーグル・グラス」について、運転中の装着を禁止する州法改正案が、米東部のウェストバージニア州議会に提出された。

運転中の文字入力を禁止している現行の州法を改正し、「頭部装着ディスプレイの付いた装着型コンピューターの使用」を禁じる条項を追加する案で、同州下院のゲイリー・ハウエル議員が今月22日に提出した。商品名が明記されてはいないが、同議員はCNNとのインタビューで、グーグル・グラスの記事を読んだのが提案のきっかけだと述べた。

議会で可決されれば、7月1日に施行される見通し。グーグルの報道担当者によれば、成立した場合、米国の州でこのような禁止法が制定される初のケースとなる。

ハウエル議員はインタビューで「ポイントは安全上の懸念だ。視野の中に文字や映像が映し出されれば、注意散漫となる恐れは大いにある」と語った。

昨年発表されたグーグル・グラスは眼鏡のような形で、音声による操作が可能。レンズの右上部にある小さな画面に、検索結果やメール、スケジュール通知などが表示される。超小型カメラで写真や動画を撮影することもできる。発売は早くても今年後半になる見通し。価格は未発表だが、試用機は1500ドル(約14万円)で販売されている。

州法改正案の報道を受けて、グーグルの報道担当者は「音声によるナビゲーション機能などにより、むしろ安全性の向上や事故防止に役立つ可能性もある」とコメントしている。同社によれば、不要な時にじゃまにならないことがグーグル・グラスの目標のひとつで、画面は通常、視野の外にあり、じっと見つめるというよりちらっと見るように設計されているという。

発売前からなにかと話題の多いグーグル・グラスには、改正法案を出したハウエル議員も興味があるようで、「私も使ってみたい」と話している。

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