伊ユベントス、取締役会が全員辞任 虚偽会計疑惑で

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長とマウリツィオ・アリバベーネCEO=2021年10月29日/Juventus FC/Getty Images/FILE

ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長とマウリツィオ・アリバベーネCEO=2021年10月29日/Juventus FC/Getty Images/FILE

(CNN) イタリア1部リーグ(セリエA)の強豪チーム、ユベントスは28日、虚偽会計の疑惑をめぐってアンドレア・アニェッリ会長、マウリツィオ・アリバベーネ最高経営責任者(CEO)ら取締役会のメンバー全員が辞任したと発表した。

専門家らの意見に基づく臨時会合で、ユベントスにとって新たな取締役会への引き継ぎが最良だとするアニェッリ氏の提案にメンバーが同意し、一斉辞任が決まったという。

イタリア検察と市場規制当局は最近、虚偽会計と市場操作の疑いでユベントスを調べていた。ユベントス側は不正を否定している。

新たな取締役会が来年1月18日の会合で承認されるまでの間、ゼネラルマネジャーとしてマウリツィオ・スカナビーノ氏が任命された。

ユベントスは2021~22年のシーズンに、セリエA史上最大規模となる2億5430万ユーロ(約360億円)の損失を出した。

セリエAでは首位ナポリと10ポイント差の3位。欧州のクラブ王者を決めるチャンピオンズリーグはグループリーグ敗退に終わった。

「イタリア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]