レース中の事故でライダー死亡、22歳 5人に臓器提供

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スーパーバイク世界選手権に出場したビクター・ステーマンさん=4月23日、オランダ・アッセン/Andre Weening/BSR Agency/Getty Images

スーパーバイク世界選手権に出場したビクター・ステーマンさん=4月23日、オランダ・アッセン/Andre Weening/BSR Agency/Getty Images

(CNN) オランダのレーシングライダー、ビクター・ステーマンさんが、ポルトガルのレースで負ったけがのために死亡した。22歳だった。国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が11日に発表した。

FIMの発表によると、ステーマンさんは、スーパースポーツ300世界選手権(WSSP300)のレース中、クラッシュに巻き込まれた。

ステーマンさんはすぐに現場で応急手当てを受け、ヘリコプターで病院に運ばれたが、このけがのために亡くなった。

遺族はFIMを通じ、「レーサーの親として常に恐れていたことが起きた」「ビクターはこの最後のレースに勝利できなかった」との談話を発表。「私たちのヒーローが自らの死を通じ、臓器提供によって5人の命を救ったことを誇りに思う」と述べ、ステーマンさんの臓器が5人に提供されたことを明らかにした。

今季は4勝して5回表彰台に立っていたステーマンさんは、スペインのアルバロ・ディアスを制してWSSP300で勝利できるチャンスがあった。

これに先立つ6日には、英イングランドで開かれたスーパーバイク選手権で負傷したクリッシー・ラウズさんが死亡していた。

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