国際柔道連盟、プーチン大統領の名誉会長職を停止

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北京パラリンピックの開幕を控えて、選手団のメンバーとテレビ会議を行うプーチン大統領=21日、ロシア・モスクワ/Alexey Nikolsky/Sputnik/AFP/Getty Images

北京パラリンピックの開幕を控えて、選手団のメンバーとテレビ会議を行うプーチン大統領=21日、ロシア・モスクワ/Alexey Nikolsky/Sputnik/AFP/Getty Images

(CNN) 国際柔道連盟(IJF)は27日、「ウクライナで続く戦争」を理由に、ロシアのウラジミール・プーチン大統領の名誉会長職と親善大使職を停職とすると発表した。

IJFは25日、ロシアのカザンで5月20~22日に開催予定だった「2022グランドスラム」の中止を発表していた。

IJFのマリウス・ビゼール会長は25日の声明で、「我々スポーツ界は互いを支え、我々の普遍的な価値を守るため、常に平和と友好、調和と団結を促進するために、団結と強さを守らなければならない」と訴えた。

国際体操連盟(FIG)も26日、「ロシアのウクライナに対する軍事侵攻」を理由に、ロシアとベラルーシの国旗は掲揚せず、連盟公認の大会に両国の選手は参加させないと発表した。

ロシアとベラルーシで開催予定だったFIGワールドカップ(W杯)とワールドチャレンジカップは中止して、「FIGのほかの大会も追って通知するまでロシアとベラルーシでは開催しない」としている。

FIGの渡辺守成会長は「スポーツ団体として、我々の第一の責務は、政治的圧力からの保護も含めて選手全員を守ることにある」との声明を発表し、戦禍に見舞われたウクライナの選手やウクライナ体操連盟関係者への支援を呼びかけた。

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