なぜ五輪選手はメダルをかじるのか? 大会公式は「食べられません」と注意喚起

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
笑顔で金メダルを口元へ運ぶ男子柔道90キロ級のラシャ・ベカウリ選手(ジョージア)/FRANCK FIFE/AFP/Getty Images

笑顔で金メダルを口元へ運ぶ男子柔道90キロ級のラシャ・ベカウリ選手(ジョージア)/FRANCK FIFE/AFP/Getty Images

メダルの保管問題

また選手たちは苦心しながら、メダルのさまざまな保管方法を考え出してきた。

男子シンクロ高飛び込みにマティ・リーとのペアで出場し、26日に金メダルを獲得した英国のトーマス・デーリーは、東京に滞在する間、金メダルを安全に収納するポーチを編んだ。

新型コロナ感染症のパンデミック(世界的大流行)によるロックダウン(都市封鎖)の最中、手芸を始めたデーリーは、「メダルに傷が付くことを防ぐ」ために作ったというポーチの写真をインスタグラムに投稿している。

米国の女子サッカー代表選手だったクリスティー・ランポーンは08年、タンパベイタイムズに対して、最も人目につかない場所だと思い、メダル類は自宅内で、炊事用具にまぎれて隠してあると語っている。

米国の水泳選手マイケル・フェルプスは五輪に出場し始めた頃、メダルを持ち運ぶために革新的な方法を思いついていた。

CNNのアンカーマンであるアンダーソン・クーパーが12年に行ったインタビューで、フェルプスは、08年の北京五輪で獲得した8個のメダルをグレーのTシャツにくるんだ旅行用の化粧箱に入れていたと語っている。

「東京五輪」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]