フランス人女優が映画賞ステージで全裸に、芸術業界の苦境訴え

ロバのフェイクスキンと血の染みが付いたドレス姿で現れたコリンヌ・マシエロさん/Pool/Getty Images

ロバのフェイクスキンと血の染みが付いたドレス姿で現れたコリンヌ・マシエロさん/Pool/Getty Images

パリ(CNN) フランスのアカデミー賞に当たる映画賞セザール賞の授賞式で、壇上に登場した女優のコリンヌ・マシエロさん(57)が、新型コロナで苦境に陥った芸術業界への支援強化を訴えて全裸になった。

ロバのフェイクスキンと血の染みが付いたドレス姿で現れたマシエロさんは、衣装デザイン賞の授与を終えると、身にまとっていた衣装を脱ぎ捨てた。

マシエロさんの胴体には「文化なくして未来なし」の文字が、背中には「私たちの芸術を返して、ジャン」の文字が描かれていた。ジャン・カステックス首相に直接アピールしようとするメッセージだった。

フランスでは昨年10月30日以来、映画館や劇場が閉鎖されている。

今月に入って全土で複数の大型劇場をデモ隊が占拠し、「健康ルールに従った文化の場の再開」を要求していた。

政府は11日、文化芸術業界が特に大きな打撃を受けていることを認め、2000万ユーロ(約26億円)の追加支援を表明した。

セザール賞の授賞式ではほかにも規制緩和を求める声が上がっていた。映画監督でプロデューサーのステファン・ドゥムースティエさんは、「私の6歳と8歳の子どもはザラ(ファストファッションチェーン店)には行けるのに映画に行けない。これは理解できない」と訴えた。

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