メッシ、バルサ残留を表明 「一年中」退団したかったとも

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メッシ、バルセロナ残留を表明

(CNN) サッカーのリオネル・メッシ選手(33)は4日、専門サイト「ゴール」の単独インタビューに応じ、所属するスペインのFCバルセロナに残留する意向を表明した。ただ、今季は「一年中」退団したい気持ちを抱えていたとも吐露した。

メッシは1週間あまり前、クラブ宛ての書簡で退団の意向を示したばかり。

だが今回、メッシはゴールのインタビューに「バルセロナに残る。退団したい気持ちが過去にどれだけあったとしても、私の姿勢は変わらない」と明言した。

さらに今季は一年中、クラブや会長に退団の希望を伝えていたと明かし、「バルセロナでの時間は終わったと思っていた。ここで自分のキャリアを終えたいと常に思っていたので、悲しいことだが」と語った。

バルセロナとメッシは2017年、21年6月30日までの契約延長を発表。給料は週56万5000ユーロ(現在のレートで約7100万円)とも報じられている。

メッシの父親と代理人はこの契約について、今夏にフリーで移籍する条項が盛り込まれているとの見方を示したものの、バルセロナ側とスペインリーグは契約上移籍金が発生すると主張していた。

メッシは00年からバルセロナに所属し、10回のリーグ優勝と4回の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に導いた。

しかし、今季はたびたびクラブ上層部との確執が公になり、最終戦となったCLのバイエルン・ミュンヘン戦では2対8で屈辱の大敗を喫した。

メッシはゴールの動画で「非常に難しい1年だった。練習でも試合でも、ロッカールームでもすごく苦しんだ」と吐露。「今回の件でフェイクな人間が大勢いることが分かった」「自分のクラブ愛が疑問視されたのには傷ついた」と語っている。

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