ラグビーW杯開幕、日本がロシア下す 松島が3トライ

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ラグビーW杯が20日に開幕。初戦は開催国の日本とロシアが対戦。日本のピーター・ラブスカフニがロシアのニキータ・バビリンにタックルを仕掛ける/Eugene Hoshiko/AP
写真特集:日本がロシアに勝利、ラグビーW杯開幕

ラグビーW杯が20日に開幕。初戦は開催国の日本とロシアが対戦。日本のピーター・ラブスカフニがロシアのニキータ・バビリンにタックルを仕掛ける/Eugene Hoshiko/AP

(CNN) ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は20日、日本対ロシアの開幕戦が行われ、日本が序盤の劣勢を跳ね返して30-10で勝利を収めた。

日本の反撃をリードしたのは俊足の松島幸太朗で、日本人として初めてW杯でハットトリックを達成した。日本は前半4分にトライを許したものの巻き返し、追いすがるロシアを下した。

日本は4トライを決め、観客を沸かせるプレーを展開。1試合3トライを決めた松島は日本ラグビーの歴史に名を刻んだ。こうした光景に、東京スタジアムに詰めかけた5万人のファンの多くは興奮に包まれた。

日本ラグビーは成長が著しい。2015年W杯での代表チームの活躍もあり、この試合は勝利が予想されていた。

日本でラグビーのイメージを一変させたのは15年W杯の南アフリカ戦だ。日本は終了間際のカーン・ヘスケスのトライで優勝2回を誇る南アを撃破。34-32での勝利は日本ラグビーに新たな命を吹き込んだだけでなく、新世代のファンの獲得する結果にもなった。

一方、ロシアは世界ランキング20位。スペイン、ベルギー、ルーマニアが無資格の選手を出場させたとして予選失格になったことを受け、昨年5月に本大会出場が決まった。

今大会の出場国の中で世界ランキングは下から3番目だが、ウェールズ出身のリン・ジョーンズ監督はロシアを「ラグビー界の眠れる巨人」と評している。

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