欧米セレブにアラブ風装束、サウジ発のデジタルアートが話題

アラブ系遊牧民の衣装を身にまとう英ウィリアム王子

アラブ系遊牧民の衣装を身にまとう英ウィリアム王子

(CNN) 英王室のウィリアム王子がアラブ系遊牧民「ベドウィン」の衣装でほほ笑み、米国人歌手のビヨンセが黒いベール姿でアラビアンコーヒーをカップに注ぐ――。欧米文化を代表する人物の肖像をアラブ風にアレンジした、若いデジタルアーティストの作品だ。

サウジアラビアの首都リヤドに住む電子系エンジニア、モハナド・オサイミさん(24)は、欧米人のそんな肖像をインスタグラムに投稿して中東の若者から人気を集めている。

オサイミさんが育ったのはリヤド西郊の小さな町。ベドウィン文化が色濃い保守的な田舎町の暮らしと、衛星テレビやブランド商品を通して触れる欧米の大衆文化へのあこがれが交じり合い、そこから独特の作品が生まれた。

「いとこや友人たちからは、イスラム教徒でない歌手や著名人の頭にベールをかぶせるのは教えに反するととがめられる。でも私にとってベールはそういうものでなく、文化の象徴なのです」と、オサイミさんは話す。

オサイミさんが気に入っているのは英歌手アデルだ。これまで多くの作品に登場しているという。

欧米映画のポスターやトランプ米大統領のような政治家、第2次世界大戦中の米国で使われた啓発ポスターなど、オサイミさんの題材は幅広い。

インスタグラムのフォロワー(読者)は1万2000人。作品の高解像度版を売ってくれないかという問い合わせも寄せられるようになり、友人と組んでオンラインショップを立ち上げた。

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