チェコのクライマー、「世界最高難度の崖」を征服 ノルウェー

2017.09.07 Thu posted at 12:20 JST

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(CNN) チェコ出身のロッククライマー、アダム・オンドラさん(24)がこのほど、世界で最も登頂が難しいとみられるノルウェーの崖を登りきる快挙を成し遂げた。

オンドラさんが挑んだのは、ノルウェー中部の都市トロンへイムから車で北へ3時間のフラタンガルにある「ハンシェルレン」と呼ばれる洞窟の絶壁。2013年から現地を何度も訪れて準備を進めていたオンドラさんは今月4日、崖に設定した45メートルのルートを20分で登ることに成功した。

オンドラさんは今回の登頂について、ロープを使ったクライミングの難易度(フレンチグレード)での最高を更新する「9c」に相当する初の成功例との見方を示す。

登りきった瞬間には「今までにないほどの奇妙な感情が湧き起こった」としたうえで、「叫ぶことさえできなかった。ただロープにぶら下がっていただけだが、目に涙があふれるのを感じた。ものすごい喜びと安堵(あんど)、興奮がすべて入り交じった気持ちだった」と振り返った。

「プロジェクト・ハード」と名付けた今回のクライミングの計画については「ノルウェーで過ごしたすべての時間、ジムでこなしたあらゆるトレーニングが完全に報われた」と強調。成功に至るまでの道のりは楽しいものだったと語った。

大きく張り出した崖で知られるハンシェルレンは熟練のクライマーたちの間で人気が高い。オンドラさんにとっても「お気に入りの場所」の1つで、これまでの最高難度とされる「9b+」のルート登頂もここで達成した。

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