ISISが破壊したモスル博物館の収蔵品、多くは「偽物」?

2017.03.13 Mon posted at 18:17 JST

[PR]

(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が収蔵品を破壊したイラク北部の都市モスルの博物館。古代の円柱がそびえていた正面玄関から館内に入ることは、もはやできなくなった。

わずか数ブロックしか離れていないモスル西部では、今も市街戦が続く。

壁に開いた穴をくぐって館内に足を踏み入れると、がれきの山が目に入る。翼の生えた牡牛像「ラマス」の残骸。紀元前7世紀にさかのぼる、古代アッシリア帝国の象徴だった。

ISISは2015年2月、男たちが神の名のもとに、ラマスなどの収蔵品を偶像としてハンマーで破壊する映像を公開していた。

しかしこの映像には、床を爆破してできた大きな穴は映っていなかった。ねじ曲がった鉄鋼の向こうには、扉がこじ開けられて中が空になった収蔵庫が見える。

メールマガジン

[PR]